自治会町内会講座
自治会町内会講座に参加してきました
令和7年1月30日(木)国立オリンピック記念青少年総合センター(東京炉渋谷区)にて、公益財団法人あしたの日本を創る協会主催の「自治会町内会講座」が開催されました。
この講座は、少子高齢化の進行や社会環境の変化などにより自治会を取り巻く環境が一層厳しいものとなっている中、研究者や実践者の講義と参加者同士の意見交換を行うなどにより、現在、自治会・町内会が抱える課題を考え、運営や活動の活性化につなげるために開催されています。
この講座は、平成26年度からスタートし、今年度も開催されました。そして、その講師に青木平区長武井信夫氏が招聘されました。
このきっかけは、同団体が募集した「平成6年度「愛他のまち・くらしづくり活動賞」」にて、振興奨励賞を受賞したことです。

榊 誠 理事長 挨拶

榊 誠 理事長 挨拶
近年、自治会活動において、
1.組織面での問題 高齢化に伴い、役員のなり手が減っている。
2.活動面、活動面の広がり、街づくりの協力
3.地域づくり 行政だけではできにくくなっている
4.防災、首都直下型地震、富士山噴火、東南海地震など
が、全国的に共通している。基調講演、事例発表、パネル
ディスカッションを通して活動の活性化につなげていただきたい。
基調講演「自治町内会と地域コミュニティのこれから」

講師:名和田 是彦 法政大学法学部政治学科教授
0. 地域のつながりの希薄化
地域の活動に参加したくない人、隣近所と付き合いたくない人が増えてきている。
つながりが薄くなり、地域力が低下しているようだ。
1.自治会・町内会とはなんであるか
市町村合併が生み出した民間自治組織
自治会は民間組織なのにぜ「自治」ができるのか=全員が会員だから
2.加入率低下と自治会の歴史的危機
自治会の必要性が増しているのに加入率が低下している
世帯規模の縮小と世帯会員制の危機
若い世帯における「自動加入」文化の崩壊
地域におけるボランティア層の縮小→有償ボランティアやコミュニティ・ビジネスの発想。専門機関の助けを借りる。地域が事務局を持つという発想が必要に。
3.自治会と地域コミュニティの新しい挑戦
~都市内分権制度の活用~
地区内の英知を集めた話し合いやアンケート調査などにより、まだ取り組めていないニーズに気づくことができる
新しいニーズに対応した活動に取り組む中で人材を発掘
4.居場所について考える
地域集会機能の充実から誰もが参加する地域コミュニティへ
コミュニティカフェは誰もが人として尊重される「公共空間」
事例発表
10年先・20年先を見据えた青木平区の自治会活動について
静岡県富士宮市青木平区自治会 会長 武井 信夫さん



住民全員を会員とみなした自治活動(ジチカツ)
京都府長岡京市 八条が丘自治会 会長八木 仁美さん

八条が丘自治会
18棟の団地(95%)戸建て(5%)で構成 480軒(465世帯)、909人居住(R5.10)
高齢化率36.1% 15から34歳が少ない
八条が丘自治会の全世帯のうち会員は、比較的健康な人⇔非会員は高齢者、障碍者、低所得者、子育て、他(地域でサポートする対象なのでは?)
全員を会員とみなせば、サポートが必要なかたも会員になる。そして「助け合いとつながりのまちづくり」ができる
会費から協力金へ
役員の負担をかる~く、運営を緩~く、活動することに。

【参加してみて】
八条が丘の自治会の例はどちらかというとマンションの管理組合的なイメージをもちました。ただ、高齢化が進み、自治会のサポートが必要な方が脱退していかれるという点は青木平でも見られる現象かと思いました。
青木平区が考える自治会とは、武井区長の発表にあったように、
「区民の区民による区民のための組織」であり、その主役は「区民ひとり、一人」です。
街づくりコンセプトを掲げ、それに沿って具体的に活動を続けていくことこれは、全国に誇れる自治会活動なのだと思いました。
これからもHPや回覧板などを通じて活動の見える化をすすめ、プレミアムフライデーの活動を通じて、自由に未来について理想を語り、具体的になるように多くの参加者が協力しあえる、そんな青木平が目に浮かびました。
【by Wakako.K】
何処の地区も、人口減少と高齢化が悩みなんだと改めて感じました。
他地域の方の発表を聞いたり、意見交換も出来たりと色々刺激をもらえたと思います。
【by Yasuko.K】