2025年 青木平のどんど焼き
2025年1月12日 青木平区でも無病息災を祈る祭事 " どんど焼き "が行われました。
当日は冷え込む朝を迎えましたが、心配された風は吹くことがなく
ときおり太陽の光も差す静かな天気のなか、どんど焼きがスタートしました。
どんど焼きは、松が明けて取り外された正月飾りなどを持ち寄ってお焚き上げします。
そして、その炎で焼いたお団子やお餅を食べてその年の病を払うという行事です。
青木平中央公園には、正月飾りやお団子を持った区民の皆さんが
たくさん集まりました。
外はとても寒かったので、温かくて美味しいおしること甘酒は大好評。
濵田副区長は、笑顔でおもてなし。
おしるこは89杯、甘酒は75杯を皆さんに味わっていただくことが出来ました。
また、青木平のどんど焼きでは恒例となった焼き芋。お味はいかがだったでしょうか?
(武井区長は、富士宮市二十歳を祝う集いに列席のため
どんど焼きは残念ながら不在でした)
そういえば・・・
私は子供の頃、どんど焼きではなくて "どんどん焼き" と呼んでいました。
幼い子供のいい間違えだったのかと思いきや、日本各地には "どんど焼き" のほか
"左義長" "さいと焼" そして "どんどん焼" など地域ごとに
様々な呼び名があるようなのです。
その様々な呼び名が示すように、日本各地で行われている
どんど焼きも近年では、時代の移り変わりからなのか色々な理由から
行わない自治体が増えているというネットの記事を目にしたり
お団子を焼くためのあの長い枝も、手に入りにくくなってきた
という話を耳にしたりしますが
「お正月から忙しかったから、ご近所の皆さんと久しぶりに会って
火にあたりながらおしゃべりしたり、お汁粉を食べたりする
昔ながらの田舎の行事は楽しい」という声も聞かれました。
個人で行うことは難しいと思われるどんど焼きのような行事は、
時代とともに少しずつ様変わりしていくかもしれませんが
子供たちが日本の伝統的な行事を体験したり
地域のコミュニケーションの場にもなっているどんど焼きを
これから先も青木平では、続けていけるといいなぁと思いました。
編集部 Atsuko
裏話をおひとつ
おしるこや甘酒作り、焼き芋の準備、薪運びや櫓作りに火おこしなどなど
裏方さんたちは前日から大奮闘。
なかなか大変ですが、結構楽しかったりもします。
毎年新しいメンバーも加わっていて、どなたでも参加できます。
皆さん、来年は一緒にやりませんか?