青木平チェーンソーアート物語 第三章
第三章 歓迎 〜Welcomeふくろう〜
武井区長は、清里のチェーンソーアートのお店にも足を運びました。
様々なチェーンソーアートを見て『アートの町づくり』の夢は
ますます広がっていったようです。
その清里で出会ったのが、チェーンソーアーティスト 近藤英二さん。
製作依頼の話を進めるなかで、青木平の下見に来てくださった近藤さんが
その日そのままチェーンソーアートの製作に取り掛かってくださったことは
誰も予想していなかった嬉しいサプライズでした。
この日も青木平は、ギラギラとした太陽の照りつける異常な暑さでした。
(執行部役員の皆さんは、交通安全のために連日の立会いを続けてくれています。)
背中に小型のクーラー?を背負った近藤さんが、休憩を取ることもなく
一気に仕上げてくれたのは、青木平を訪れる人たちを明るく楽しく
お迎えしたいという ”Welcomeふくろう ”と”仲良く並ぶウサギとリス”です。
青木平の入り口で、訪れる人たちを「ようこそ」と
出迎えてくれるこの”welcomeふくろう”ですが
最初は、ふくろうではなくクマになる予定だったとか。
「welcomeとクマの取り合わせは、クマさん!青木平にいらっしゃい
になってしまうんじゃないかな?」
なんて濵田副区長の冗談混じりのトークから
それならば福を呼ぶ ”Welcomeふくろう" にしようということに。
そんなエピソードもあり、製作現場には明るく楽しい時間が
しばし流れていたそうです。
さて、
ものごとは不思議なほどに、ものすごいスピードで
進んでいくことがあります。
青木平のチェーンソーアートの製作にしても、ここにきて
何かの流れに乗ったかのようにとんとん拍子に進んで行きます。
チェーンソーアートの並ぶ青木平にたくさんの人が訪れてくれますようにと
welcomeふくろうと、2匹で仲良く並ぶウサギとリスが
すでに皆様をお待ちしております。
第四章に続く
編集部 Atsuko(情報提供 Kitagaki )