2024年 青木平のどんど焼き
2024年1月14日 青木平では、無病息災を祈る日本の伝統的な行事 "どんど焼き" が行われました。
前日の暴風の吹く荒天から打って変わり、この日は朝から快晴の空が広がりました。
気温はかなり低いものの風は収まり、みんなで囲むやぐらの炎があたたかい
穏やかなどんど焼きとなりました。
今年のどんど焼きは、武井区長の点火でスタートです。
やぐらの上にはちょこんと乗った2体の達磨。
どなたかの願いを叶えた達磨は、炎に包まれるとあっという間にお焚き上げ供養されていきました。
お正月のお飾りやお団子を手にした区民の皆さんが、青木平中央公園に集まる頃には
2基のやぐらのメラメラと燃え上がる炎は、穏やかな炎に変わっていましたが
そのあいだ炎を見守って下さっていた役員さんたちのお顔は、熱さで真っ赤でした。
どんど焼きの炎や煙にあたると、1年間健康に過ごせるそうですよ。
ゆらゆらと揺れる炎や、小さなお子様たちの姿を見ていたら
自分の子供の頃のどんど焼きを思い出しました。
♪ どんどんやきぃ〜 じゅうよっかぁ〜 おさるのおしりは まっかっかぁ〜
という訳のわからない歌を歌ったり、赤いお団子を取り合いしたりしながら
お砂糖をつけてみんなで食べたお団子は美味しかったなぁ。
そうだ!美味しいと言えば、大きなお鍋からよそってもらうお汁粉と甘酒。
心も体もあったまる甘くて優しいお味で、今年も大人気でした。
それから、青木平のどんど焼きのお楽しみ " 締めの焼き芋 "
焼き芋仙人が心を込めて焼き上げる焼き芋は
とても美味しくてこちらも毎年大変な人気です。
今年、焼き芋仙人は密かに6本の安納芋を仕込んでいました。
特別に甘いというこの当たりの焼き芋はどなたの元に届いたのやら。
またこの日は、青木平に大きな消防自動車がやって来ました。
西消防署の皆様は、どんど焼きが行われている地区を巡回して下さっているそうです。
子供たちは、間近に見る消防自動車の前で嬉しそうにポーズ。
西消防署の皆様は、子供たちのためにお忙しいお時間をちょっぴり割いて下さいました。
どうもありがとうございました。
どんど焼きが終わると、防災委員長を中心に火の始末。
しっかり消火した後は、小さな子供たちが安全に遊べるように
金属の破片もしっかり取り除きます。
濵田副区長は、今年から導入されたマグネットスイーパーを使い
丁寧にグランドの金属片を回収していました。
お天気にも恵まれ、たくさんの区民の皆さんに参加していただき
毎年恒例の行事 "どんど焼き "を無事終えることが出来ました。
当たり前に思えることが当たり前ではなく、ありがたいことなのだと
気づかされるような2024年の年明けではありましたが
今年も明るく平和な青木平でありますように。
編集部 Atsuko