防災訓練で出会った未来のヒーローたち
2023.12.3 地域防災訓練が実施されました。
静岡県では、50年近く前から大きな地震に備えた避難訓練が行われてきました。
また、2日深夜にはフィリピン付近で発生した地震の影響により
静岡県内にも津波注意報が発表されたこともあってか、この日の防災訓練への関心は高く
多くの区民の参加があり、真剣な訓練が行われました。
青木平では、各班で定めた集合場所から青木平中央公園への避難訓練ののち
救護・消火・給水給食などの防災訓練が、班単位で行われます。
小さなお子さまも訓練用消火器(水注入式)に挑戦!
まだ実際に使うことは無いとは思いますが
子供の頃から防災訓練で消火器に慣れていたら
大人になって消火が必要な場面に出くわしてしまった時に
冷静な対処が出来るようになるかもしれませんね。
消火栓からの放水訓練では、中学生の女の子がチャレンジ!
感想を尋ねてみると
「水圧がすごく強かったです。体験出来て良かった」
と話してくれました。
住宅地の中で実際に放水の訓練が出来るのは、自然に囲まれた青木平ならではです。
防災訓練の冒頭では、富士宮市立富士宮第四中学校の菊池範士校長先生が
おみえになりご挨拶を頂きましたが、
こんなふうに頑張っている青木平の中学生たちの姿を
観ていただけたら良かったなと思いました。
さてこちらは、お父さんと一緒にしっかりとホースを抱えた女の子。
ニッコリと笑いながらひとこと
「たのしかったぁ」
あと何年か後にはきっと頼りになる大切な戦力がここにも1人。
ホームページ委員会に参加するようになってから
自助・共助・公助 という言葉を耳にすることがあります。
大きな災害に見舞われた時を想像すると
自分の身は自分で守る「自助」や行政の援助を待つ「公助」だけでは乗り切れないように思います。
コロナ以降、近隣とのコミニュケーションが希薄になりがちでしたが
今日、顔を合わせて行動を共にした青木平区の人たちと助け合う「共助」で
地域一体となって、これから起こるかもしれない大災害に備えて行けたらと思いました。
今日も富士山が綺麗です。
編集部 Atsuko