子供たちも人命救助の大切な戦力!
2022年8月28日 総合防災訓練が実施されました。
青木平では、災害時にも地域の大切な戦力として
小中高生たち若い世代に主役となり行動してほしいという思いから
この日、小中高生を対象としたAED操作訓練を行いました。
訓練用の人形を使っての練習では
① 倒れた人に対する声掛け
② 119番通報・胸部圧迫
③ AED操作
など一連の心肺蘇生法を講師のもと学びました。
初参加の小学生たちは最初こそ戸惑っていましたが
汗を流し手のひらを真っ赤にしながら繰り返し訓練を続け、
その一生懸命な姿には、指導する武井区長から
「頑張れよ!」と思わず励ましの声が出るほどでした。
そして、武井区長は
「小学生高学年の皆さんや、中学・高校生の皆さんの参加があり、真剣に訓練に打ち込む姿に感動しました。
青木平を支える次世代の方々の参加を望みます」
とお話しされました。
コロナ禍のいま、人が倒れている現場に遭遇した時に自分に何が出来るのかと考えると難しい問題が色々とあると思います。
心肺蘇生の救助において重要だという呼吸の確認もままなりませんが
「バトミントン部の活動中に倒れた人が、部内に居合わせたAED操作訓練体験者によって命を救われた」
という濵田副区長の体験談を聞くとやはりAED操作を訓練しておくことの必要性を感じました。
今日の参加者からは、難しくて大変だったという声が上がる一方で
良い経験が出来たという感想も出ました。
胸部圧迫はとにかく体力が必要です。小中高生の活躍が期待されます。
大人たちの経験を積んだ知識と子供たちの力を合わせることで
1人では難しいと感じる救命活動も可能に出来るかもしれません。
今回参加の叶わなかった方も次回機会がありましたら
AED操作訓練に参加してみませんか。
区民の皆様へ
青木平では、AED装置が設置されており
緊急時には区民が使用できる環境が整っています。
災害に備えて、AED装置の設置場所や収納扉のロック解除パスワードの確認を
今一度お願い致します。
編集部 Atsuko