お店が山にやってくる
富士宮いいじゃん (御用聞きと お届け)
青木平自治会と富士宮駅前商店街とのコラボ 企画
青木平の住民は「高齢化を迎え、自動車運転免許証を返納したら、生活できるだろうか?」の不安を抱えています。
特に買い物。
買いに行くのは何とかなるにしても、重い荷物を運ぶのは?
自家用車での生活に慣れてしまっている私たちは、階段の上り下りや、重い荷物を持ち運ぶことはせいぜい駐車場から玄関までの数メートルしかありません。
加齢を重ね、筋肉も衰えたら、どうしよう?
お店に行けないのならお店が来てくれたらいいのにな。
商店街では、コロナ禍で厳しい経営状態が続き、買い物弱者対策で進めてきた「出張商店街」が3蜜を避けるため中止となっていました。
インターネットショッピングが若者たちの日常となりつつある今、高齢で、インターネットなどとは縁遠い方たちは取り残されてしまいます。
「御用聞きとお届け」事業が立ち上がったことにより、カタログ注文に慣れてもらい、ネットシステムへ徐々に移行していく第一歩となります。
“御用聞き”の素晴らしいところは、閉じこもりがちな方とのコミュニケーションにも期待が持てることです。
注文からお届けまでのタイムラグや、希望する商品のラインアップなどまだまだ課題は多いようですが、カタログ作りができたこと、注文システムができたことは画期的だと思います。
皆さん、将来、ご自分が年を取り、運転しなくなったとしたら、どんなサービスがあったらいいでしょう?商店街の方たちも模索しています。利用者の声を届けて、より良いサービスとなるよう、協力しませんか?
まずはお知り合いで、お買い物に困っている方に、このようなサービスがあることを伝えてください。これからどんどん進化する事業なので、利用しながら、改良のお手伝いをしていきましょう。
WAKAKO K.