青木平ビューティー通信 vol.1
青木平からおくるワンポイントアドバイス!
〜 冬の土用 編 〜
この時季の青木平の夕刻は、グレーをおびた色に覆われて不思議な雰囲気がします。
一年の寒さのピークとされる大寒を迎えて空気も冷たい毎日です。
カレンダーの大寒の並びに「冬の土用」という文字を見つけました。
調べてみるとこの「冬の土用」の丑の日には、女性に関するこんな風習があったことがわかりました。
(2020年 冬の土用:1/18〜2/3 冬の土用丑の日:1/23)
冬の土用 丑の日は ”紅” の日
江戸時代の頃、冬( 寒 )の土用の期間の紅(べに)は寒紅と呼ばれ、
品質や発色が良く唇の荒れなどにも効くと言われており、
冬の土用丑の日に「寒中丑紅」と名付けられ販売されていたそうです。
また、その期間は魔を払う赤いものを揃えると縁起が良いとされ、
紅などの赤いものが買い求められたのだとか。
(ネット記事「冬の土用うなぎには 気になるあれこれ」参照)
青木平のビューティーアドバイザーに聞く!
この時季は、唇の荒れに悩まされるかたも多いのではないでしょうか?
そこで青木平にある”フェイシャルサロン10”の十時さんに、
唇のお手入れや口紅についてお話を伺ってみました。
詳しい商品名やお手入れ・メイクについて、十時さんより直接アドバイスを希望されるかたは、青木平のホームページ内「青木平にある小さなお店たち」のアート&フェイシャルサロン10 をご参照下さい。
みずみずしい唇を保つには?
唇を乾燥から守る為に、入浴後の柔らかくなった唇に保湿用リップベースをたっぷり塗ります。
そして、ローションを浸したコットンを唇にのせて、3〜5分ほど置いてください。
水分を取り込むことで潤いを守りましょう!
口紅の色で変幻自在に!
アイメイクやベースが同じでも口紅の色あいを変えることで、カジュアルなイメージや
ゴージャスなイメージなど、いく通りもの自分を魅せることができます。
この冬のおすすめは、美しい深みのある ”大人のレッド系” です。
グロスで仕上げるテクニック
乾燥した唇を艶っぽく魅せるテクニックとして、グロスを重ねるのも良いです。
塗り方としては、唇の中央部分にグロスを乗せると ”ぷっくり” とした
立体感のある唇に仕上がります。
いつの時代の女性も
江戸時代の紅はどんな色をしていたのでしょうか?
寒中丑紅をつける時、江戸時代の女性はどんな気持ちだったのでしょうか?
時代は違えど、女性にとって口紅はちょっと特別なアイテムなのかもしれません。
「幼い頃、ドキドキしながらそっと母親の口紅を塗った記憶はありませんか? 女ごころが目覚めるような不思議な高揚感・・・。口紅は自分の魅力を表現できる原点です」
と十時さんは語って下さいました。
乾燥から唇を守りお気に入りの口紅をつけて冬の街を颯爽と歩いてみませんか?
編集部 Atsuko