2025.12 地域防災訓練実施 〜子供たちも大活躍です〜
2025年12月7日 地域防災訓練が実施されました。
この日は、青木平中央公園への避難訓練に引き続き、青木平区内の10班が 救護班・給水給食班・消火班に分かれて防災訓練を行いました。
青木平区では、防災について子供たちと一緒に学び備えることが大切だと考えています。そのため幼稚園児から中高生まで子供たちに防災訓練への参加を呼びかけています。
防災訓練の開始を告げる武井区長や濵田副区長、大前防災委員長のご挨拶に続いて行われる、一列に並んだ青木平の子供たちの照れ臭そうな自己紹介も恒例となりました。
給水給食班の非常食試食・配布に参加してくれた中学生の女の子は、”避難生活とはどういうものかを体験してみる”という学校行事があったと話してくれました。アルファ化米の調理では、その経験を生かして積極的にお手伝いをしてくれました。
公園でスプーンを拾ったという小学生の男の子は「災害の時には物を大切にしなければいけないから、きっと役に立つと思って水道で綺麗に洗ってきました。使って下さい」と。災害時を想像して自分に出来ることをやってみたという男の子にちょっと感動しちゃいました。
救護班のAED操作訓練では中学生の女の子が、カメラを向けるとちょっぴり恥ずかしそうな笑顔を浮かべながら、青木平区 民生委員の小早川さんのご指導のもと お手本を見せてもらいながらAEDを使用した救命方法に挑戦していました。
Sさんの楽しく学べるお手本動画も合わせてご覧ください。
消火班の消火栓操作訓練では、実際に消火栓用ホースを使用した放水が行われ、水圧の強さやホースの重さを体験することが出来ました。参加している子供たちも興味津々な様子です。
災害時は大人でもパニックに陥ってしまうことがあるかも知れません。少しでも落ち着いて行動するために、子供のうちから機材に見慣れておく事も必要なのかも知れませんね。
大規模な火災のニュースが増えているように思われる昨今です。青木平でも火災には気をつけたいものですが、一斉清掃やボランティア草刈りの折に落ち葉や草木のなかにタバコの吸い殻が捨てられているのをよく目にします。怖いことです。
７年前はまだ小さかった子供たちも行事で出会うたびに大きくなっていて驚きます。中学3年生になったと言う男の子は、「煙体験ハウスや起震車を使って実際に体験が出来たらいいんじゃないかな？」とこれからの青木平の防災訓練に取り入れたい事を話してくれました。青木平の子供たちも防災についてそれぞれがいろいろなことを感じてくれているようです。
（尚、起震車による地震疑似体験は、2025年８月の総合防災訓練において青木平区自治会で企画しましたが、起震車側のアクシデントにより中止となりました。現在も残念ながら実施不可の状態が続いています。ご了承下さい）
編集部 Atsuko
