2025年 青木平区防災訓練実施

静岡県富士宮市では、毎年9月1日に総合防災訓練が実施されていますが
青木平区では一足早い8月24日 、区民による避難訓練と班長・防災委員及び有志の皆さんが参加する防災訓練が行われました。
今回の青木平区の避難訓練では、熱中症予防などの観点から区民全体の青木平中央公園への避難行動は行われませんでした。
よって192名の参加者は、それぞれが家族の安否確認の為の黄色いハンカチの掲示をし、各班で決められた集合場所に集まり災害時要援護者への声掛けなどを確認したのち解散となりました。

班長・防災委員及び有志の皆さんが参加した防災訓練では、消火訓練とテント設営トライアルが行われました。
青木平中央公園西側の40トン防火水槽を利用しての可搬式消火ポンプの操作訓練では、放水時の水圧が非常に高いことから「ホースは二人で持つ事」などルールの再確認がされました。




また、災害時の救護や行事での使用を目的に今年度購入されたテントの設営トライアルも行われました。
” 組立1分 ”と言う謳い文句には及びませんでしたが、女性だけの力でも骨組み組立1分 完成まで10分と、すばやく簡単に設営することが出来ました。災害時の不安や混乱のなか、早急に設営できるテントは非常に役に立つのではないでしょうか。




青木平区は、在宅避難を基本としているので各ご家庭での食料や飲料水の備蓄をお願いしております。防災訓練終了後には、アルファ化米の配布をし非常食備蓄の呼びかけを行いました。(区民の皆さまには、どんど焼きなどの行事の折にお配りする予定です)


この日の訓練は大変な暑さの中で行われましたが、災害は真冬の寒さのなかや大雨のなかで起こるやも知れません。これから先も青木平区で防災訓練を行うなかで、様々な状況を想定しながら災害に立ち向かう準備が出来たらと思いました。
編集部 Atsuko
