「ちょっと助けて」って言えたらいいね
9月23日 青木平で「認知症サポーター養成講座」が開かれました。
サポーター養成のタイトルを見てちょっと気後れするような
気持ちがしないでもありませんでしたが
親の年齢的に「認知症」に無関心ではいられないと思っていたこともあり
思い切って参加してみました。
青木平区民館で、知った顔ぶれのなかだったからか
内容を重く受け止め過ぎることは無く
初歩的な質問も気軽にすることが出来ました。
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この日は、中部地域包括センターの高籏耕太郎センター長と
社会福祉士の小池久子さんがお見えになり
テキストやビデオを使いながら
認知症とはどんなものなのかなど実例を交えながら
説明をして下さいました。
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そしてその説明のなかで富士宮市では、
" 認知症を特別な病気と捉えずに、共に寄り添いながら
生きていける地域をつくろう "
という活動が進められていて、様々な制度や
サポートの仕組みが存在していることを知ることが出来ました。
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個人の力で対応しきれなくなった時に、すがるところがあることを知っているのと
知らないのとでは大きな違いがあると感じます。
他人に助けを求めたりサポートを受けるのは勇気が必要で、私がもしもその立場になったら
躊躇するかもしれませんが、いよいよ助けてと叫びたい時に
どこに向かって声を上げれば良いか、事前にわかっていれば心強いお守りになるかも。
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また認知症に限らず、日々生きていくなかで心配事や悩み事などで心塞ぐとき
具体的に解決を求める相談では無いちょっとした雑談でも
誰かと言葉を交わすだけで不思議に気持ちがふっと軽くなることもあります。
そう言えば、区長さんが青木平区の将来ビジョンのなかで話していた
" お元気ですか?一声 声かけ行動 " はこういうところに繋がっていたのかな。
編集部 Atsuko
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