自然に囲まれた青木平で陶芸体験
青木平は、富士宮市街地近郊にある木々の緑の美しい静かな住宅地です。
ヒーリングミュージックの様な野鳥の声のする自然に囲まれた街ですが
ふらっと歩いて行ける距離に、芸術的な体験が出来る場所があるのも自慢のひとつです。
つい先日も芸術空間あおきで、陶芸家 森下真吾氏による
『シンゴのちょこっと陶芸ワークショップ〜花入を作ろう〜』 が開催されました。
森下真吾さんは、芸術空間あおきで個展を開かれた事もあるので
" 吾偶 " と名づけられた不思議な趣のある姿の焼き物を
ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(写真の中で森下さんが手にしてらっしゃるのが 吾偶のひとつです)
その森下さんのご指導のもと、自分の好きな形の花入を作ることが出来る
という魅力にひかれて、陶芸ワークショップに参加しました。
森下さんの陶芸の手法は、" ひも作り " と呼ばれるもので
机上に粘土を置き、両掌で転がすなどして作った紐状の粘土を積み上げて形を作っていきます。
焼き物の出来栄えに大きく影響するというこの紐には、美しく素早く作る為のコツがあるそうで
ご自身は、お仲間内で紐作りのチャンピオンだと笑顔を浮かべながらお話しして下さいました。
森下さんのジョークを交えながらのご指導は、ときおり笑い声も起こる和やかな雰囲気で
今日の参加者のなかには初心者もおりましたが、粘土の扱い方から花入の形の取り方まで解り易く丁寧に説明して下さり
土に触れる楽しさを体感することが出来ました。
成形の後工程は森下さんに託されますが、参加者の好みの花入に仕上げるために
釉薬の色味など一人ひとりの出来上がりイメージを熱心に聞いて下さり
お話をさせていただくうちに、1〜2ヶ月後の花入の完成がますます楽しみとなりました。
完成した暁には、このホームページ上でお披露目できればと思っています。
編集部 Atsuko
芸術空間あおき 屋久オーナーよりお知らせ
2023年 2月に今回の講師を務めてくれた @shingo_gogu 森下真吾さんの個展を開催します。
個展の会期中 ' シンゴのちょこっと陶芸ワークショップ ' も再び開講決定!
次回は土鈴が作れます。
今回参加し損ねた方、是非次回お越しくださいませ。
また、2022年12月の『作家たちのクリスマス展』に
森下真吾さんの干支シリーズ作品も出品されます。