気づいたら12月〜もうすぐクリスマス〜
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芸術空間あおきの "クリスマスリースワークショップ" が開かれる季節になりました。
青木平にあって歩いて行けるという気軽さから、3年前に初めて
クリスマスリースワークショップというものを体験したらこれが楽しくて。
ホームページで紹介するのもはや3回目となりました。
月日の過ぎるのは本当にはやいものです。
コロナ禍の影響で私たちの生活も目まぐるしく変わりました。
行きたい所にも行けないし、会いたい人にも会えない、本当に我慢の連続です。
ぬくぬくっとした暖かな癒しが欲しいと思っていたところに
タイミング良くワークショップの便りが届きました。
今年のテーマは前向きな気持ちになるような華やかなリース作りです。
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この日は、ときおり激しく降る雨と青木平を幻想的に見せる靄に包まれた浮かない天気でしたが
並べられた色とりどりのリース材料が、気持ちを一気に盛り上げてくれました。
芸術空間あおきで作るリースは、丸い形のベースにヒムロ杉などの常緑樹の枝を
一方方向にぐるりと円を描くように配置していくタイプのものです。
これは始まりと終わりの境目が無く継ぎ目も無いことから、永遠に続くことを意味するそうです。
特にクリスマスリースでは、神様の愛が永遠に続きますようにという願いが込められているとか。
これはオーナー(講師) 屋久さんからの素敵な豆知識。
そんな深い意味があったんですね。
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富士宮市内外からの参加者は、ビギナーにリピーターと様々で
中学2年生の女の子からシニアの男性までと実に幅広く、
初対面の人も多いのですが笑顔の浮かぶ楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
気の早い話ではありますが、リース作りに興味を持たれたみなさま
来年のワークショップに参加してみませんか?
男性の参加も大歓迎だそうです。
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同じ材料を使っていながら、作り手それぞれの個性で唯一無二のリースが出来上がるのもおもしろみのひとつです。
例えば「いろいろな人のアイデアをもらって、自分には思いもよらなかったものが生まれた」
とお話しされていた女性のリースは、クリスマスの飾りにはちょっと珍しいかもしれない黒色のリボンが使われていて
瑠璃色のリボンとのコンビネーションが目を引く素敵なリースでした。
準備された黒色のリボンを見た時に「えっ?」と思いましたが、ありなんだなと納得でした。
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コロナ禍で世の中が殺伐として、のんびりとした気持ちで寄り道のようなことがしにくくなりましたが
時に無駄だと思えるものが、生きていく上での潤滑油になることがあります。
クリスマスリースも日常の生活に必須のものではありませんが
針葉樹の葉を使ったリースの香りに癒され、眺めるたびに優しい気持ちになったり
リースを飾るためにお家の片付けを頑張ってみたりと、居心地良く過ごすきっかけになるような気がします。
このリースがそれぞれのお家に飾られる今年のクリスマスが、穏やかでぬくぬくっと暖かな幸せな時間でありますように。
編集部 Atsuko